薬局で働く現場の声/石川さん45歳男性

仕事上で気を配っている事

どの仕事でも言えることですが、マニュアルどおりには行かない難しさがあります。

例えば、血液をきれいにするワーファリンという薬がありますが、実は納豆との食べ合わせが良くありません。

服薬指導という意味では、これをしっかり伝達し、薬品や食品の食べ合わせの作用についてアドバイスをする必要があるのですが、なかには、指導をすることによって神経質になり過ぎてしまう患者さんもいますので、患者さんそれぞれの状態を見ながら、加減を調整する必要があり、こうしたことに特に気を配っています。

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学校薬剤師について

自分が卒業した学校を可愛いと感じると思いますが、現在その卒業した小学校で、学校薬剤師をやらせて頂いています。

実際の仕事内容は地域によっても違うと思いますが、私の場合は給食やプールなどの検査や、保健室や理科室の薬品の管理が主な仕事になります。
とはいえ、実際に管理をするのは担当の先生方であり、私は改善をしたほうが良い点をみつけてアドバイスをしています。

プール水質の検査は年に3~4回行い、給食室の検査に関しては2~3回行います。 これは検査薬を使って大腸菌検査などをするのですが、O157の騒動の時は緊張感がありました。
やはり自分の担当する学校から、病気にかかってしまう生徒がでてしまうのは嫌なものですから。

このほかに、年に2~3回開かれている保健委員会にも出席しますし、校長先生や教頭先生、学校医など10~20人などが参加し、いじめや喫煙などのテーマを掲げて、2時間ほど意見交換を行い、私が担当している薬物の話をすることもあります。

それから、学校からの要請を受けて、教室内の空気検査や照明の明るさなどの検査をすることもありますが、昔に比べて、学校の環境はずいぶん整備されているので、この点についての薬剤師の役割も、古いやり方から新しいやり方に移り変わっているのかもしれません。

将来の薬剤師のみなさんに一言

薬剤師にはこれまで以上に医療人としての役割が期待されています。

医師にも言えない相談や悩みを打ち明けられる存在であり、とてもやりがいのある仕事です。

薬局について言えることは、かかりつけ薬局として、これからは更に活躍の場が広がっていくと思います。

まずは、資格を取って、薬剤師になる事が優先されるかもしれませんが、本当に大切なのは薬剤師になってからで、聞いたこともないような薬に出会うたびに、勉強をしていかなければなりません。

しっかりと勉強に励み、医師からも患者さんからも頼られる薬剤師を目指してください。